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14年のアジア発米国向けコンテナ6.8%増加、ゼポ調べ

2015年1月16日 (金)
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▲アジア10か国・地域発米国向けコンテナ荷動き(出所:ゼポ)

調査・データゼポ(米国ミネアポリス)は16日、米国税関ACEのB/L統計データベースを基に2014年12月分と通年のアジア発米国向け海上コンテナ輸送実績をまとめ、発表した。

12月のアジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・LoadingPort/母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年から7.2%増の118万TEUとなり、1-12月累計は6.6%増の1423万TEUといずれも過去最高を記録した。

FROBを含む米国向け世界合計も、12月はアジア発の増加に加え、中米発(8.9%減)以外は欧州発が9.7%増、カナダ発28.8%増、南米発14.2%増といずれも増加。全体では6.7%増の1854万TEU、1-12月累計でも6.4%増の2210万TEUと過去最高となった。

アジア発の6割を占める中国発は前年比3.3%増と10か月連続の増加。2位の韓国も13.4%増、3位は台湾で16.4%増と7か月連続のプラスとなった。4位の香港だけが5.2%減で6か月連続のマイナス、ASEAN諸国では5位がシンガポールで33.2%増、7位のベトナムは7.4%増、8位はタイで37.9%増、9位はマレーシアで28.3%増、10位はインドで32.3%増となった。6位は日本発の直航分で、4.7%増と、11か月連続のプラスとなった。

1-12月累計としては、香港(1.6%減)、タイ(6.6%減)が減少した以外は、韓国(3.2%増)、日本(3.8%増)が3%台で、中国(6.9%増)、台湾(11.7%増)、シンガポール(17.4%増)、ベトナム(8.5%増)、マレーシア(29.6%増)、インド(13.6%増)といずれも好調で、全体では6.8%増となった。