グローバルインフォメーション、国際ニッケル会議の参加を募集

イベントグローバルインフォメーション（川崎市麻生区）は、英ロンドンで4月29日と30日に開催される第3回国際ニッケル会議の代理店として、参加申し込みの受け付けを開始した。

昨年の会議では、ニッケルのサプライチェーンに加わる企業、団体の代表が一堂に会し、インドネシアが未加工鉱石の輸出規制に踏み切った後の業界の状況などをめぐって活発な議論を展開した。

ロンドンで開催される第3回会議でも鉱山会社、ステンレス鋼メーカー、スクラップ業者、ニッケル鉄メーカーなどの幹部が顔を揃えるとみられ、同社は「業界の将来像に関する意見交換や重要な相手との関係構築に向けた会談などが行われる」としている。

今回の会議では「中国が備蓄しているインドネシア産の高品位ニッケル鉱石が底を突く時期と、中国のニッケル銑鉄プラントが取り得る選択肢」「フィリピンの鉱石輸出規制が実行に移される可能性」「ニッケル価格の形成に関して投機筋が演じている役割」「中国の資金援助によりインドネシアで行われているニッケル銑鉄プラント建設プロジェクトの進捗状況」「新たなプロジェクトや新たな原料がニッケル市場に及ぼすと思われる影響」「中国のステンレス鋼メーカーが従来よりも高価な原材料を使用しなければならなくなった場合にほかの関連企業が受ける影響」――などが取り上げられる見通し。

■第3回国際ニッケル会議日本語公式サイト
http://www.giievent.jp/mbc321807/