川崎汽船、米ロングビーチ港で大型クレーン4基発注

ロジスティクス川崎汽船は17日、米国子会社のインターナショナルトランスポーテーションサービス（ITS）を通じ、三井造船の米国子会社に、ITS社が運営するロングビーチ港ターミナル向け幅23列の最新ガントリークレーン4基を発注した、と発表した。

発注したガントリークレーンは、最新の超大型コンテナ船荷役に対応できる世界最大級の荷役機器で、クレーン吊り具がコンテナに接近する際に自動的に減速・停止するソフトランディングシステムを始めとした最新技術を搭載。クレーン運転手の負担軽減と荷役効率の向上を見込む。

ITS社は北米西岸の玄関口、ロングビーチ港で1971年に開業し、14年には北米最大級の港湾運営会社、ポーツアメリカ社と戦略的パートナーシップを締結、川崎汽船がITS株式の30％を譲渡した。