エーアイテイー、日本セグメント堅調で増収増益

財務・人事エーアイテイーが7日発表した前2月期決算は、第2四半期以降のコスト改善の取り組みなどにより、売上高、営業利益ともに二桁増となった。特に国内（日本セグメント）が好調で、部門売上高が14.5％増、利益は改善効果で25.8%増と大きく伸ばした。

日本セグメントは、アパレルや日用雑貨等を取扱う一部の大口顧客の取扱高が減少したものの、継続した一貫輸送の営業強化の取り組みが新規顧客の獲得や既存顧客の取引拡大へとつながった。

取扱コンテナ本数は、輸入が16万4526TEU（1％増）、輸出入合計で17万387TEU（0.3%増）と前年同期を上回り、通関受注件数も5万6961件（12.3％増）と堅調に推移した。

今期は売上高244億6800万円（前期比11.5％増）、営業利益17億4900万円（6.2％増）、最終利益11億3000万円（10.1％増）を見込む。

［エーアイティー］2015年2月期決算（単位：百万円）