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アジア米国間、6月のコンテナ往航6.2%増

2015年7月21日 (火)

調査・データ日本海事センターが21日発表したアジア米国間航路のコンテナ荷動き速報(往航のみ)によると、6月の荷動き量は4か月連続で増加し、前年同期比6.2%増の131.7万TEUだった。1月から6月の累計は前年比4.3%増で730.2万TEUとなった。

国・地域別では日本積(前年同期比8.9%減)、韓国積(3.2%減)、香港積(4%減)が減少したものの、中国積(4.9%増)、台湾積(12.4%増)、ASEAN積(17%増)、南アジア積(22.3%増)は増加した。品目別では繊維やその製品(寄与度0.9%)、一般電気機器(0.6%)、家具や家財道具(0.5%)、おもちゃ(0.5%)が増加に寄与した。

日本積は自動車、2014年の年計ベースの品目別順位3位を占める、トラックなどのタイヤやチューブが前年同期比15.6%増加したものの、1位の自動車部品(16.8%減)と2位の車両機器と部品(8.9%減)が減少し、8.9%減の5.2万TEUとなった。

中国積は1位の家具や家財道具(0.6%減)が減少したものの、2位の繊維やその製品(6.1%増)、3位の一般電気機械(12.4%増)の上位品目がそれぞれ2か月連続で増加したことで4.9%増の86万TEUとなった。香港積は4%減の3.3万TEUだった。中国・香港積合計では4.5%増の89.3万TEUで2か月連続で増加した。

韓国積は3位の自動車、トラックなどのタイヤやチューブ(21.9%増)と4位の車両機器や部品(21.5%増)が20%以上伸びたものの、1位の自動車部品(9.8%減)、2位の一般電気機器(16.4%減)が落ち込んだため、3.2%減の6.2万TEUとなった。