ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本海事センター調べ

9月のアジア米国間コンテナ往航、140.8万TEU

2015年10月15日 (木)

ロジスティクス日本海事センターが15日発表したアジア米国間航路のコンテナ荷動き速報(往航のみ)によると、9月の荷動き量は7か月連続で増加し、前年同月比3.8%増の140.8万TEUで2か月連続の140万TEU超えとなった。

国・地域別では日本積(4.8%減)が減少したものの、中国積(2.9%増)、韓国積(3.1%増)、台湾積(0.8%増)、ASEAN積(11.8%増)、南アジア積(11.3%増)が増加した。品目別では家具や家財道具(寄与度1%)、繊維やその製品(0.7%)、ハロウィンやクリスマス需要として、おもちゃ(0.4%)などが増加に寄与した。

日本積は自動車、2014年の年計ベースの品目別順位2位の車両機器と部品(前年同月比4.6%増)が2か月連続の増加したものの、1位の自動車部品(11.3%減)、3位のトラックなどのタイヤやチューブ(0.6%減)が7か月ぶりに減少、4位の建設機械(5.2%減)が3か月連続で減少したことなどで、4.8%減の5.1万TEUとなった。

中国積は1位の家具や家財道具(8%増)が2か月連続で増加、2位の繊維やその製品(1.9%増)、3位の一般電気機械(3.9%増)、4位のおもちゃ(9.4%増)が5か月連続増加したことで、2.9%増の94万TEUとなった。香港積5.7%減の3.6万TEUとなった。中国・香港積合計では2.6%増の97.6万TEUで5か月連続で増加した。

韓国積は1位の自動車部品(7.1%減)、2位の一般電気機器(1.7%減)が減少したものの、3位の自動車、トラックなどのタイヤやチューブ(9.1%増)、4位の車両機器や部品(36.2%増)が6か月連続で20%以上伸びたことで、3.1%増の6.6万TEUとなった。