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国交省、街頭検査で271台に整備命令、不正軽油は3台

2011年7月29日 (金)

行政・団体国土交通省は29日、6月の「不正改造車を排除する運動」「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間中に、警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などの協力を得て実施した街頭検査の結果(速報値)を公表した。

 

街頭検査は、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置き、全国で192回(昨年比3回増)、1万8105台(351台増)に対して行った。

 

この結果、約8.5%(0.5%増)の1533台(112台増)に保安基準不適合か所などがあったことから、自動車ユーザーに対し改善指導を行った。

 

このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付けなどの不正な改造を行っていた車両は399台(1台減)あり、その場で改善措置を講じた車両以外の271台(49台減)に整備命令書を交付し、必要な整備を命じた。

 

整備命令書を交付した271台の内訳は、不適切な灯火器が79件、着色フィルムなどの貼付50件、基準不適合マフラーの装着32件。

 

また、硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査については、261台(31台減)に対して実施し、不正軽油(規格外の軽油)の使用が判明した3台(1台減)に、適正な燃料を使用するよう警告を行った。