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デンソー、ドライビングパートナーに新機能追加

2011年9月6日 (火)

サービス・商品新機能を搭載したドライビングパートナーデンソーは6日、新たに「運転特性診断機能」や「交差点走行診断機能」などの機能を追加した、デンソードライビングパートナー(DDD-100)を1日に発売したと発表した。

 

ドライビングパートナーは、速度・時間・距離を含むさまざまな運転情報を一定時間記録するデジタルタコグラフと、危険運転や事故が発生した場合、その前後20秒間の映像と音声を記録できるドライブレコーダーが一体化した車両の運行管理用の製品で、速度オーバー、エンジン回転オーバー、急ハンドル時に即時警告を発し、ドライバーに安全運転を促す機能を備えていた。デンソーは2010年5月から販売している。

 

新モデルでは、新たにドライバーの運転のクセを診断し、それに沿った改善ポイントを製品のディスプレイ上にアイコンにより表示するとともに、音声でアドバイスする機能を搭載。製品のディスプレイには、ドライバーの安全運転の度合いによってポイントが加点・減点されていく総合スコアが表示されている。

 

また、車載機に搭載されている地図データを活用し、製品自体が交差点を認識できるようになり、交差点に差し掛かった際には早めにウィンカーを点灯しているか、交差点内は徐行しているか、などの「交差点走行診断」が可能となった。発進時に緩やかに加速しているか、定常走行時のアクセルがばたついていないか診断する「エコアクセル診断」、減速時に早めにアクセルオフして(アクセルを戻して)いるか診断する「エコ減速診断」も追加した。

 

オプション機能として、荷室内の温度を計るセンサを3個まで取り付けられ、荷室内の3か所に分けて温度を管理することができる温度管理機能を用意。荷室内の温度を冷凍・冷蔵・常温などの3段階まで設定できるため、荷物の温度帯の変更にも柔軟に対応できる。

 

車両位置・動態管理機能を追加すれば、携帯電話通信網を利用し、自社の車両が今、どこにいて何をしているかがリアルタイムで分かるようになる。さらに、センターデータ集計サービスでは、複数拠点の車両の運行実績をまとめて把握できるようになり、会社全体の運行管理をサポートできる。

 

■仕様
電源電圧:DC10-32V
消費電流:車載機単体0.5A(24V時)
本体寸法:縦178ミリメートル×横178ミリメートル×高さ50ミリメートル
本体重量:1キログラム
メーカー希望小売価格:オープン価格

 

■詳細は下記URLを参照。
http://www.denso.co.jp/ja/products/aftermarket/info/drivingpartner/index.html