DHL、岩手の被災地でクリスマスイベントに協力

環境・CSRDHLジャパン（東京都品川区）は24日、東日本大震災の被災地復興支援の一環として、特定非営利活動法人「遠野まごころネット」が主催したクリスマスイベント「サンタが100人やってきた！」へ輸送用梱包資材を無償提供したほか、寄付も行ったと発表した。

このイベントは、遠野まごころネットが2011年に全国からボランティアのサンタクロースを募ってクリスマスに菓子のプレゼントを配るものとして続いており、ことしも300人のボランティアサンタクロースが12月23、24、25日の3日間にわたり、岩手県大槌、陸前高田、遠野、釜石の仮設住宅や災害公営住宅を回り、被災者と交流する。

イベント初日にプレゼントのお菓子の詰め合わせを受け取った子供たちは歓声を上げ、サンタクロースとともに歌を歌いゲームを楽しむなど、会場はクリスマスムードで賑わった。

支援金はドイツポストDHLの「リビングレスポンシビリティ基金」からの4000ユーロ（52万円）で、DHLジャパンはイベントが開始された2011年から5年連続でこのイベントを支援している。