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東急電鉄・百貨店とIROYAがオムニチャネルで提携

2016年7月12日 (火)

EC東急電鉄・百貨店とIROYAがオムニチャネルで提携東急電鉄と東急百貨店は12日、オムニチャネル化が加速する小売流通業界で対応力を強化するため、IROYAとの業務提携を開始する、と発表した。

ECサイト上の商品受注から決済までの業務や、倉庫マネジメント、販売といった小売流通業に関するIROYAのノウハウを東急電鉄のリテール事業、東急百貨店に導入する。

IROYAが開発し、リアル店舗とECサイトの在庫管理を連動させる流通・販売のオムニチャネル支援サービス「Monopos」を活用し、これまで個別に管理されてきたリアル店舗とECサイトの在庫を、共通したデータベースでリアルタイムに把握・配置し、在庫管理・販売の適正化を目指す。

東急電鉄・百貨店とIROYAがオムニチャネルで提携2

リアル店舗とECサイトを連動させたIROYAの持つ商品販売ノウハウを生かし、柔軟な購入環境を顧客に提供することで、リアル店舗とECサイトの相互送客、顧客拡大に取り組む。

東急電鉄とIROYAは、2015年の「東急アクセラレートプログラム」(TAP)をきっかけとして提携に至った。IROYAは東急百貨店東横店で同年11月のポップアップ出店を経て、ことし2月に、自社運営ECサイト「IROZA」のリアル店舗を出店している。

東急電鉄は15年度からリテール事業の推進体制を強化するため、リテール事業部を設置し、「グループとしての総合力を発揮できる環境」の整備に取り組んできた。