ロジスティクスネクスト・モビリティ(福岡県福岡市)と西日本鉄道(西鉄)は21日、全国の自治体・地域交通事業者に対する交通ソリューションを提案する交通コンサルティング事業に新たに取り組むと発表した。
両社は2025年度、国土交通省の「地域生活圏形成リーディング事業(調査業務)」において、帯広市、音更町、幕別町、芽室町の広域圏(帯広圏)を対象に交通課題の調査と再編案の提案を実施した。2026年度は調査結果を踏まえた具体的な交通計画の再編に向けた支援に着手する。この事業は、国土交通省の「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト(モビリティ人材・組織育成タイプ)」に採択されて取り組むものである。
本事業では、ネクスト・モビリティが事業全体の統括を担い、交通データの分析・可視化やヒアリングを通じた現状把握、課題特定、交通モードを活用した再編計画の提案を行う。西鉄は、九州・福岡で培った公共交通の運営ノウハウを生かし、バス路線の再編や交通施設の整備など、地域課題に対する具体的施策の検討・実装に取り組む。
2025年度の帯広圏での調査は、2025年9月から2026年2月まで実施された。人流データや利用実態などを踏まえた現状分析や交通再編案の検討などを行い、循環バスの新設や長距離路線の見直し、オンデマンドバスの導入などにより、交通課題の解決に資する施策の方向性を確認した。
2026年度は、帯広圏官民連携プラットフォームバス検討協議会を実施主体として、2026年6月から2027年2月まで公共交通の再編を支援する。需要減少や人員不足などによる公共交通空白の課題解決に向け、循環バス新設の検討やバス路線の見直し、オンデマンドバスの導入検討などを含む公共交通の最適化に取り組む。
両社は、本事業を皮切りに他のエリアでも案件に着手する予定としている。
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