ビオフェルミン製薬、神戸市に乳酸菌培養棟新設

フードビオフェルミン製薬は26日、西神事業所（神戸市西区）に乳酸菌の新培養棟を建設すると発表した。

需要が増加している乳酸菌原体の量の確保と品質向上を狙いに、48億円を投じて設備を新築することにした。新培養棟は、同社が培ってきた乳酸菌培養技術の粋を集めるとともに、省力化や将来増産時への拡張性、環境にも配慮するなど「新しい時代を見据えた、世界に誇れるトップレベルの設備になる」としている。

2012年3月に着工、翌年1月に竣工する。建物は地上5階建て、延床面積3448平方メートルで、総投資額48億円のうち、機械設備などに31億円を充てる。