関西空港、輸入急減し7月の貿易黒字幅73.7％拡大

ロジスティクス大阪税関が18日発表した、7月の関西空港貿易概況（速報）によると、前年同月に比べて輸出入収支が1396億6600万円も輸出超過となり黒字幅が73.7％拡大した。輸出額は減少したものの、輸入額の落込みが大きく黒字が増加した。

輸入は6か月連続で前年を下回り2627億4700万円（28％減）となった。品目別では有機化合物（73.2％減）、半導体など製造装置（88.7％減）、通信機（34.6％減）が伸びず、国別では米国、EU、アジア、中国、ASEAN、アジアNiEsで減少した。

輸出額は4024億1300万円（9.6％減）で9か月連続の減少。通信機（31.6％減）、科学光学機器（11％減）、記録媒体（66.6％減）が低迷した。米国、アジア、中国も9か月連続で減少した。