7月の中部空港貿易収支、輸入急減で35億円の黒字転換

調査・データ名古屋税関が22日発表した、7月の中部空港貿易概況（速報）によると、前年同月に比べ輸入額が34.4％急減し、輸出入収支が35億1800万円の黒字に転換した。

輸入は2か月連続で前年を下回り684億8000万円となった。品目別では通信機（91.2％減）、半導体など電子部品（35.9％減）、有機化合物（87％減）が減少し、国別では米国（47.3％減）、アジア（29.9％減）、中国（30.9％減）が大きく減少した。

輸出額は719億9800万円（8.2％減）で9か月連続の減少。品目では半導体など電子部品（17.3％減）、通信機（64.1％減）、航空機類（45％減）、国別では米国（47.3％減）、アジア（9.8％減）、中国（3.7％減）が減少した。（や）