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中部8月の輸送動向、普通倉庫入庫高が3.4%増加

2016年11月1日 (火)

調査・データ中部運輸局が10月31日まとめた8・9月の管内輸送動向によると、鉄道貨物、宅配便、特別積み合わせ貨物、フェリーによるトラック航送台数、普通倉庫、港湾運送、国際航空貨物が増加した一方、冷蔵倉庫、国内航空貨物は減少した。

8月のJR貨物東海支社発の貨物量は41万700トンで、前年同月と比べ3.1%増加した。このうちコンテナ貨物は18万9400トンで0.5%増、車扱貨物が22万1300トンで5.4%増加だった。

トラック(9月)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が69万6300トンで2.6%増加した。宅配便(8月分、管内7社)の取扱個数は2507万3000個で8.7%増。フェリーによるトラック航送台数(9月)は1万531台で0.8%上回った。

普通倉庫(8月)は入庫高28万7000トン(3.4%増)、月末保管残高53万9000トン(0.3%減)で回転率は53回(2.7回増)となった。冷蔵倉庫は入庫トン数4万7000トン(5.9%減)、月末保管残高7万トン(7.9%減)で回転率は67.3回(1.7回増)だった。

港湾運送(8月)は合計トン数968万6000トン(4.3%増)で、このうち輸入トン数367万8000トン(4.2%増)、輸出トン数495万6000トン(4.3%増)、移入トン数46万5000トン(4.5%増)、移出トン数58万7000トン(4.1%減)となった。

中部空港の航空貨物(8月)は国際取扱トン数が1万2866トン(0.5%増)。国内取扱トン数は2086トンで5.6%減少した。