ふそう｢燃費合戦｣閉幕、東海･北陸が1位

イベント三菱ふそうトラック・バスが1月から10月まで同社製大型トラックを顧客に提供し、従来の車両との燃費を競う「燃費合戦」が終了した。

同社は265社の顧客が参加したこのイベントに50台の「スーパーグレートV2016年モデル」を提供し、参加企業は1か月間の燃費アタックに挑んだ。

「FU」で競い合ったカーゴ3軸部門と「FS」によるカーゴ4軸部門はともに九州の運送会社が1位となり、「FP-R」を用いたトラクター部門は三黄運輸（南関東・甲信）、ダンプ部門（FV）はくさの（東北・北関東）がそれぞれトップを飾った。地区別対抗戦は東海・北陸が1位となった。

同社の三輪為夫副社長セールスジャパン本部長は「顧客に燃費性能の良さを実感してもらえたと確信している。スーパーグレートV2016年モデルの商品性能と今回の企画である燃費合戦の両輪が効果を生み、私たちにとって期待を上回る結果となった」としている。競技結果は次の通り。

■カーゴ3軸部門（FU）
1位：久山流通運輸（九州地区）
2位：相生運送（東海・北陸地区）
3位：泉海商運（近畿地区）

■カーゴ4軸部門（FS）
1位：九州名鉄運輸（九州地区）
2位：井上運送（東海・北陸地区）
2位：エイエスエムトランスポート（東北・北関東地区）

■トラクター部門（FP-R）
1位：三黄運輸（南関東・甲信地区）
2位：エヌエスアール（南関東・甲信地区）
3位：日鋼トラック（北海道地区）

■ダンプ部門（FV）
1位：くさの（東北・北関東地区）
2位：木村建材（九州地区）
3位：長崎工業（東海・北陸地区）