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曙ブレーキ、メキシコに「地産地消」型製造拠点

2012年2月7日 (火)

拠点・施設曙ブレーキ工業は7日、メキシコに自動車用ブレーキの製造子会社を設立すると発表した。

 

メキシコに生産拠点を持つ日米欧の完成車メーカーの増産計画、新規に進出を計画している完成車メーカーの需要に呼応するもので、メキシコ向け輸出ビジネスを現地生産にシフトし、顧客の近くで生産・供給する狙い。

 

現在、同社グループでは、北米製造拠点からメキシコ向けの輸出取引額が北米売上高の8%程度あり、日本からメキシコ向けのノックダウン分の間接輸出取引が「相当額ある」ことから、「地産・地消」型の事業展開により顧客ニーズの充足を図る。

 

新工場は敷地面積が10万平方メートルで、2013年6月から生産を開始。2015年度に売上高約45億円を見込んでいる。