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大手ビール4社、北海道釧路・根室地区で共同物流開始

2017年5月16日 (火)

環境・CSRアサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリービールの4社は16日、北海道の釧路・根室地区で共同物流を行うと発表した。

同エリアは各社とも札幌市近郊にある製造・物流拠点からトラックによる配送を行っており、9月にスタートする今回の共同物流では、トラック単位に満たない荷物を対象に、4社の製造・物流拠点からJR札幌貨物ターミナル駅構内の日本通運の倉庫に商品を集積し、配送先ごとに各社の商品を積み込み配送する。運送手段は、鉄道とトラックを活用。

共同配送スキームは、原則として1社1届け先でトラック単位(10トン超)にならない荷物を対象とし、各社拠点からのトラック配送は一部継続する。また、各社グループの酒類・飲料会社の荷物も対象とする。

(出所:アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリービール)

この取り組みにより、鉄道コンテナの活用と積載率の向上に伴う物流の効率化が促進され、4社合計で、年間CO2排出量が330トン削減し、長距離トラックの運行台数は年800台の削減を見込む。