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日通、鉄道と海上輸送組み合わせたシリーズ商品発売

2017年7月19日 (水)

環境・CSR日本通運は、「環境に優しい物流サービス」を「NEX-NET」のシリーズ名で商品化する。19日にシリーズ第1弾として、苫小牧港から東京港までの海上輸送と東京からの鉄道輸送を組み合わせた国内複合輸送サービスの提供を8月21日から開始すると発表した。

シリーズ最初の輸送商品は「Sea&Rail東京ランドブリッジWB」と名付け、日通が開発した12フィートハイブリッドコンテナを使用。海上、鉄道の両方の輸送に対応し、集荷から配達まで一貫した輸送が可能となることから、北海道発の輸送バリエーションが広がる。

(出所:日本通運)

モーダルシフトの受け皿である海上輸送と鉄道輸送を組み合わせ、環境への配慮を前面に打ち出すとともに、北海道、東北で災害が発生し、列車輸送障害が起きても影響を受けないこと、青函トンネルを通過できない危険品を輸送できる点などが“売り”となる。

12フィートハイブリットコンテナには通風口が設けられており、青果物輸送に適している。同社は「北海道地区の農作物収穫時期のコンテナ不足にも貢献する」としている。