ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤマト×トッパン、RFID活用で手ぶらチェックイン実現

2017年9月11日 (月)

ロジスティクスヤマト運輸とトッパン・フォームズは11日、第19回自動認識システム大賞で、RFIDを活用した手荷物輸送サービスで「大賞」を受賞したと発表した。

2017年2月に開催された冬季アジア札幌大会で、ヤマト運輸は海外の選手団が手ぶらで出国ができる手荷物輸送サービスを提供。混雑・混乱なく航空会社へすばやい手荷物の受け渡しを行ったことがフライト遅延ゼロにつながり、アスリートファーストを実現した。

具体的には、選手の帰国が集中することで、空港での手荷物受け渡しによる混雑やフライト遅延の発生について課題を抱えていた大会組織委員会に対し、人と手荷物の導線を分けた手荷物輸送サービスを提供。RFIDを活用し、選手・手荷物の空港到着ログをそれぞれ取得することで、空港への到着確認がとれた選手の手荷物から航空会社に受け渡しを実施した。

これにより空港の混雑緩和とフライト遅延ゼロへの貢献、選手が重たい大量の手荷物を持って空港でチェックインをする手間やストレスを軽減した。

自動認識システム大賞は、自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発を目的に、「先進的でその効果が極めて顕著」な自動認識関連の技術やシステムを日本自動認識システム協会が表彰するもの。今回で19回となる。