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11月の輸出船契約実績、17隻99万総トン

2017年12月14日 (木)

調査・データ日本船舶輸出組合は13日、輸出船契約実績(11月)をとりまとめ、公表した。

一般鋼船の契約は17隻、99万399総トンで前年同月と比べて2.9倍増加した。内訳は貨物船がコンテナ船2隻、バラ積船がハンディマックス型7隻、パナマックス型1隻、ポストパナマックス型1隻、ケープサイズ型2隻、油送船がVLCC1隻、アフラマックス型2隻、ケミカル船1隻となっている。4月-11月分の輸出船受注量は140隻、658万総トン(前年同期比3.4倍増)だった。

11月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が15.2%、外貨建が84.8%、現金払契約が100%、商社契約が21.9%だった。4-11月分では、円建契約が8.9%、円・外貨ミックスが2.9%、外貨建が88.2%、現金払契約が100%、商社契約が24.6%となった。

納期別の内訳は、2019年度ものが85.8%、20年度ものが3.5%、21年度ものが10.7%となっている。4-11月分では、18年度ものが17.9%、19年度ものが59.6%、20年度ものが17.9%、21年度ものが4.6%。

一方、通関実績は11月分が11隻、64万総トン、4-11月分が138隻、678万総トンとなり、この結果、11月末の輸出船手持工事量は509隻、2740万総トンとなった。