話題レンゴー(大阪市北区)は2日、日本マタイ(東京都台東区)と共同で、放射線を遮り線量を軽減する「放射線遮蔽シート」を開発したと発表した。
放射線の遮蔽(しゃへい)にはこれまで、固く重い金属板が使用されてきたが、今回開発した放射線遮蔽シートは熱可塑性エラストマーを素材とし、軽量で柔軟性に富んだフレキシブルな遮蔽材となっている。
外部からの放射線を低減したい部屋用の遮蔽材や、除染時に発生する汚染廃棄物の仮置場での保管用カバーシートなど、幅広い用途での使用が考えられるという。
日本マタイはレンゴーグループの重包装部門を担っており、フレキシブルコンテナバッグの分野では国内最大手。
問い合わせ先
日本マタイ研究所
一瀬(いちせ)氏
TEL:077-583-7077