ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

RR、物流向け自動化開発へ10億円資金調達

2018年7月30日 (月)

財務・人事チューリッヒ工科大学発ベンチャーのRapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、RR、東京都中央区)は30日、物流業界向けの自動化ソリューション開発などを行うため、10.5億円の第三者割当増資を実施したと発表した。

物流やファクトリーオートメーション業界向けにクラウドロボティクスを活用した自働化ソリューションを提供するためのの開発費用、パートナーシップ強化のための費用のほか、昨年末から実施しているアーリーデベロッパープログラムから得たフィードバックをプラットフォームに反映するための開発費用、プラットフォームの一般公開に向けた販促費用に充てる。

ラピュタロボティクスは、チューリッヒ工科大学からスピンオフした大学発ベンチャー。日本に本社を置き、最先端の制御技術やAI技術を活用した次世代「クラウドロボティクス・プラットフォーム」の開発を行っている。このプラットフォームを活用することで、ロボットを単体で管理するのではなく、多種多様な複数のロボットを中央管理・中央制御し、ロボットを活用した自動化ソリューションの提供を行っている。

第三者割当増資の引受先は、新規株主としてジャパン・コインベスト、ソニーのコーポレートベンチャーキャピタルであるSony Innovation Fund、JMTCキャピタル合同会社が運営するファンド、既存株主となる。