JR貨物とJR西日本、貨物列車のう回運転準備

ロジスティクス日本貨物鉄道（JR貨物）は3日、西日本旅客鉄道（JR西日本）に、「平成30年7月豪雨」の影響で不通となっている山陽線の代替として、山陰線を利用した貨物列車う回運転の要請を行った、と発表した。これを受け、JR西日本は実現に向けJR貨物とともに検討を開始した。

現在検討しているのは伯備線・山陰線・山口線を迂回経由するルートで、早期実現に向け、う回列車に乗務するJR貨物の運転士に必要となる教育の実施、貨物列車が安全に走行するための設備上の確認作業、運行する貨物列車の時刻などの調整――を同時進行で進めている。

なお、「取り組みが完了次第、すみやかにう回列車の運転を開始する。具体的な日程が決まり次第、公表する」としている。