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イベントフェデックスエクスプレスは20日、ビジネスアイデア・コンテスト「フェデックス／ジュニア・アチーブメントインターナショナル・トレード・チャレンジ2018」のアジア太平洋大会が16日にシンガポールで行われ、韓国とベトナムの学生起業家チームが最優秀賞に入賞した、と発表した。
▲優勝したスンウォン・リーさん（左から2人目）とドゥオン・ハ・アインさん（3人目）
ことしの大会で各チームは、高齢者向けの健康増進製品をフランスに輸出する市場参入戦略を発表。チーム「ラトゥーン」の韓国のスンウォン・リーさんとベトナムのドゥオン・ハ・アインさんは、身体バランス力を図り、危険を察知した際に警告することで転倒を防ぐ、フランスの高齢者向けのウェアラブルデバイスを発案し、ほかの29チームを抑えて勝利した。
大会はアジア太平洋地域のオーストラリア、中国、香港、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムの10の国・地域から60人の学生が参加した。文化の枠を超えたアイデアの交換を促すため、参加者はランダムにシャッフルされ、異なる国・地域の相手とペアを組む混成チームでの対抗戦を行った。
優勝したチームラトゥーンの2人は「各地域から参加した優秀な学生たちと競い合う、こうした機会をいただけたことに心から感謝する。この大会は、私たちに実社会の経験を身につけさせてくれただけでなく、起業家になる夢を追い求める上でより大きな自信へとつなげてくれた」と語った。
この大会は、フェデックス エクスプレスと、ジュニア・アチーブメント・ワールドワイドのメンバーであるジュニア・アチーブメント・アジア太平洋地域によって共催されているもので、実用的で実行可能なビジネス提案の作成という課題を通じて、高校生のグローバルビジネスに対する知識を高め、次世代の起業家として育成することを目的としている。
