国交省、運送業の｢ホワイト経営｣創設へ2回目検討会

行政・団体国土交通省は14日、トラック・バス・タクシー事業の「ホワイト経営」認証制度の創設に向け、2回目の検討を19日に開催すると発表した。

1回目の検討会では、新たな認証制度の創設にあたり認証項目案について検討を行ったが、その後、その内容を踏まえて労働組合・事業者アンケートを実施し、自動車運送事業の現状の到達状況を把握した。

この結果を踏まえ、認証項目・認証基準などについて検討するため19日に2回目の検討会を開催することにした。

運送業界は、ドライバー不足が深刻化しており、労働条件や労働環境を改善するとともに、運転者を確保・育成していくことが課題となっている。これに対し、働き方改革に積極的に取り組む「ホワイト経営」を実施する事業者の状況を「見える化」するため、検討会を設置し、新たな認証制度の創設について議論する。