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大阪港の3月貨物量5%減、港湾統計

2018年9月21日 (金)

調査・データ大阪市は21日、大阪港の3月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は716万トンで前年同月に比べて5%減少した。このうち外貿貨物は299万トン(5.2%増)、内貿貨物は417万トン(4.8%減)とそれぞれ2か月連続の減少となった。

入港隻数は1996隻(3.3%増)で総トン数は922万総トン(5%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は289隻(3.7%減)、内航フェリー船は144隻(10.6%減)だった。

総取扱貨物量の外貿貨物のうち、輸出は88万トン(3.6%減)となり、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(19.9%増)や産業機械(14.5%増)は増加したものの、中国、中国(香港)の取り扱いが減少した再利用資材(41.3%減)や、インド、ベトナムの取り扱いが減少した化学薬品(36.7%減)などの減により、4か月連続の減少となった。

輸入については、211万トン(5.9%減)となり、石炭(2.3倍増)や野菜・果物 (42.2%増)は増加したものの、中国、韓国の取り扱いが減少した衣服・身廻品・はきもの(21%減)や、中国、台湾の取り扱いが減少した家具装備品(27.2%減)などの減により、2か月ぶりの減少となった。

外貿コンテナ貨物については、輸出が73万トン(2.4%減)と2か月連続の減少、輸入が187万トン(9.5%減)と2か月ぶりの減少となり、月間取扱量は260万トン(7.6%減)であった。コンテナ個数は、輸出が7万6千TEU(6.1%減)、輸入が9万2千TEU(7.6%減)で月間取扱個数は17万TEU(6.9%減)となり、13か月ぶりの減少となった。

内貿貨物については、移出が189万トン(4.5%減)と2か月連続の減少、移入が228万トン(5.1%減)と2か月連続の減少となった。内貿フェリー貨物は265万トン(8.2%減)で2か月連続の減少となり、内航フェリーの乗降人員は10万3千人(同12.9%減)であった。