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郵船ロジが介護支援制度を拡充、多様な働き方へ

2018年10月4日 (木)

話題郵船ロジスティクスは4日、介護に直面した社員が離職することなく働き続けられるよう、9月に「介護休職」と「介護短時間勤務制度」に関する社内規程を改定し、介護支援制度を拡充したと発表した。

これまで介護短時間勤務制度の利用は365日間を上限としていたが、今回の改正により利用期間の制限を撤廃。これにより、介護が長期にわたる場合でも、介護の必要な期間は介護短時間勤務が続けられるようになった。

加えて、所定勤務時間も4種類から選べるようにし、勤務する時間も希望に合わせて選択できるようにした。

介護休職制度については、短時間勤務制度を利用した場合は、その間の日数も通算して365日までが利用期限だったが、改正後は介護短時間勤務を利用していた期間は介護休職期間に含まず、365日まで利用可能にした。

同社は、8月に育児・介護に携わる社員を対象に原則月4回までの利用を上限とした、在宅勤務制度を新たに導入した。多様な働き方ができる環境を整える中で「在宅勤務ができると育児・介護と仕事の両立に役立つ」という社員の声から、制度導入が実現した。

また、5-7月には、フレックスタイム制度の導入に向けて3か月間のトライアルを実施。現在は、勤務時間帯を10種類から選べる時差出勤制度があるが、フレックスタイム制度の導入も新たに検討することで、より多様性のある柔軟な働き方の実現を目指す。