UU投資法人、武蔵村山市の倉庫取得

ロジスティクスユナイテッド・アーバン投資法人の資産運用会社ジャパン・リート・アドバイザーズは30日、東京都武蔵村山市の倉庫を取得する。

物件は、サンリツが2001年10月の竣工時から入居しており、取扱荷物の保管・荷役・配送センターとして利用している。テナントとの賃貸借契約期間は2024年10月までとなっており、今後も引き続き安定した運用が見込まれている。

建物は国道16号線の内側に位置し、多摩地区中心部に近接。人口が集積する東京都下、埼玉県南部を対象とした地域配送系の物流機能が適しているエリアで、機械、電子部品、食品、飲料、日用雑貨などの荷主やそれらを取り扱う3PL業者が集積している。

また、市街地に近いことから従業員が確保しやすく、24時間操業が可能。さらに、埼玉県や東京都西部の工場などから東京都内へ配送する際の中継地点に適している。圏央道や中央自動車道も利用可能なことから広域管轄拠点としても活用できる。

地上4階建て・延床面積3000坪で、貨物用エレベーター、天井クレーン（2.8トン）を有するほか、1階両面が低床式のトラックバースで本物件前面の敷地も十分確保されており、利便性を備えている。KICAM武蔵村山特定目的会社から18億円で取得する。

■取得倉庫概要
名称：武蔵村山倉庫（取得後：武蔵村山物流センター）
所在地東京都武蔵村山市伊奈平2-93
土地面積：5788.52平方メートル（1751.02坪）
建物面積：9207.73平方メートル（2785.33坪）
構造・規模：鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺4階建
稼働率：100％