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大型台風接近で、大阪港で大型船避難勧告

2019年10月11日 (金)

ロジスティクス大型の台風19号の接近に伴い、港湾部の動きも慌ただしい状況が続いている。

大阪港海難防止対策委員会は11日13時、阪神、阪南の両港に在港する船舶に対し、「第2体制(大型船等避難勧告)」による措置をとるよう、文書で勧告を行った。勧告によれば、11日17時をもって阪神、阪南両港の船舶は原則として港外に避難することが求められる。また昨年の関空連絡橋衝突事故での教訓から、この勧告に合わせ阪神港堺泉北区桟橋周辺3マイル周辺以内での錨泊の自粛も求められている。なお、このまま気象予報の通りに台風が進んだ場合、12日午前0時をもって全船舶避難勧告が発令される。

横浜市は港湾関係者に対し、ホームページ上で、上屋、倉庫周辺の資材などを整理し、飛散防止対策を行うこと、蔵置されているコンテナ、貨物の固縛、高積み回避の徹底、係留中の船舶は、海上保安庁の指示に従い、安全確保に努める――などの対策を講じるよう指示をした。

東京湾では竹芝桟橋から大島、新島などへ向かう東海汽船が全便欠航となったほか、有明客船ターミナルは12日は終日閉館、ゆりかもめも12日から13日にかけては運休、東京臨海部広報展示室 TOKYOミナトリエなども臨時休室となった。