サービス・商品auフィナンシャルHD傘下のウェブマネー(東京都港区)は26日、外国航路に従事する日本郵船の日本人船員向けに、福利厚生費(船内文化費)をキャッシュレス化する取り組みを25日から開始した、と発表した。
この取り組みは、福利厚生費の支給方法を現金から電子マネーの「ウェブマネー」に切り替えるもので、専用のプリペイドカードとアプリを利用してキャッシュレス化する。
プリペイドカードは、マスターカード加盟店やウェブマネー加盟店のほか、ECサイトなどのネット領域でも利用することができるため、世界中を航行する船舶へ現金支給する手間や管理の課題を解決するほか、船員が両替する手間も解消する。また、専用アプリでは個人間送金や残高管理ができるため、安全で確実な支給と業務効率化につながるという。