日本郵船、震災支援で国交相から感謝状

ロジスティクス日本郵船は30日、同社グループが行った東日本大震災の支援活動に対し、羽田雄一郎国土交通相から東日本大震災功労者として感謝状を授与された、と発表した。27日国交省で授与式が行われ、和崎揚子経営委員が出席した。

同社グループは東日本大震災の発生以降、日本経済団体連合会と連携してモジュール船「YAMATAI（邪馬台）」による緊急救援物資の無償輸送を行ったほか、国際支援物資の無償輸送、被災地の漁業復興のための冷凍コンテナ提供、被災地への社員ボランティアの派遣などを展開した。

同社グループ会社の日之出郵船が運航するモジュール船「邪馬台」が、食料品、乳児用品、衛生用品などの緊急救援物資146トンを無償輸送し、仮設住宅用資材、飲料水、食料品など海外からの被災地支援物資もコンテナ113本（20フィートコンテナ換算）を無償で届けた。

さらに、被災地の漁業復興のため主に氷や加工品の貯蔵庫として海上輸送用の冷凍コンテナ100本を提供。岩手県陸前高田市へは同社グループ会社社員120人を派遣した。

■NYKグループの東日本大震災への復興支援活動の詳細
http://www.nyk.com/csr/social/disaster/index.htm