ロジスティクスダイモン(東京都新宿区)は13日、JALUX(港区)と月面輸送用ボックスや関連部材の開発に関する業務委託契約を締結したと発表した。JALUXと日本航空が推進する月面輸送サービス「ARGO PROJECT」向けに、専用輸送ボックス「Mobius Ark」(メビウス・アーク)の開発を本格化する。
ARGO PROJECTは、JALUXによると5月時点で航空会社として世界初となる月面輸送サービス。Möbius Arkは、ispaceの月面着陸船に搭載される予定で、月面へ輸送する搭載品の安全確保に向けて開発する。

(ダイモン)
JALUXは5月26日、ispaceと月面への貨物輸送に関するペイロードサービス契約を締結した。今回、ダイモンがMobius Arkの開発を受託し、同社が月面探査車「YAOKI」や輸送・放出システムの開発で培った設計・開発ノウハウを活用する。
開発は2段階で進める。第1フェーズでは2027年1月末までにエンジニアリングモデルを開発・製造し、振動試験や衝撃試験などを通じて、月面輸送に必要な要求仕様を満たすシステム設計の妥当性を検証する。
第2フェーズでは27年2月から12月末まで、試験をクリアした設計に基づいて実際に月面へ輸送するフライトモデルを製造する。認定試験を実施し、打ち上げに向けた準備を完了する予定。
ダイモンとJALUXは、Mobius Arkの開発を通じてARGO PROJECTを推進し、将来的な月面輸送インフラの構築につなげる考えだ。
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