日新、1.4万トン収容の冷凍自動ラック倉庫を竣工

拠点・施設日新は4日、神戸市灘区の摩耶ふ頭で建設を進めていた「摩耶西冷蔵倉庫」が竣工したことを発表した。

同倉庫は冷凍スペース需要の高まりを受けて建設したもので、既存施設の「摩耶冷蔵倉庫」「摩耶埠頭倉庫」に隣接。延床面積8237平方メートルに1万3800冷蔵トン、パレット5040枚分を収容する。

設備面では自動ラックを導入し、スピーディーな入出庫作業を可能としたほか、受電設備・冷凍機などの基幹機器を荷捌棟の2階に配置し、BCP対策を施した。

同社は今後、同倉庫を隣接する既存施設と一体運用することで、全温度帯対応の物流センターとして食品物流をサポートしていくという。