財務・人事丸全昭和運輸が10日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)は、売上高922億1700万円(前年同期比5.6%増)、営業利益65億3900万円(16%増)、最終利益69億9700万円(13.7%増)で増収増益だった。
構内作業・機械荷役作業は減収減益となったものの、主力の物流事業は貨物自動車・港湾・倉庫・鉄道利用・物流付帯部門のすべてで増収となった。
貨物自動車部門は、関東地区で住宅資材、日用雑貨、石炭、木質ペレットの取り扱いが増加。関西地区では、化成品やシステム機器の取り扱いが増加した。港湾運送部門は、港湾運送事業を主体とする会社の連結子会社化が増収に貢献。物流付帯部門では、中東向けプラント案件や国内向け設備輸送の増加が売上げに貢献した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 92,217 [5.6%] | 61,009 [7.3%] | 30,444 [6.8%] | 116,967 [5.7%] |
営業利益 | 6,539 [16%] | 4,229 [20.5%] | 1,978 [8.4%] | 7,502 [23.2%] |
最終利益 | 6,503 [46.8%] | 4,899 [75.3%] | 3,523 [112.5%] | 5,937 [26.3%] |
売上高営業利益率 | 7.1% | 6.9% | 6.5% | 6.4% |