キャタピラー、最大積載量95トンのダンプトラック発売

最大積載量95トンの新型ダンプトラック

産業・一般キャタピラージャパンは20日、大型土木工事や鉱山・砕石での原石運搬などに向けて最大積載量95トンのダンプトラック「Cat777G」を発売する。

Cat777Gダンプトラックは、現行モデル「Cat777F」ダンプトラックのフルモデルチェンジ機で、既に販売を開始している「Cat773G」（最大積載量52.2トン）、「Cat775G」（同60.6トン）の上位機種となる。

今回のモデルチェンジでは、エンジントルク、エンジンの粘り強さを向上したほか、よりスムーズなシフトチェンジを実現する電子式トランスミッションクラッチ圧制御システム（ECPC）などパワートレインを改良。こうした生産性・走行性の向上で、サイクルタイムの短縮を実現する。

さらに、2種類のエコノミーモードなど燃料消費量を抑制するシステムを採用。車両管理に役立つバイタルインフォメーションシステム（VIMS）の標準装備や油圧機器系統フィルタの交換間隔延長など、メンテナンス性も向上させた。