商船三井ロジ、金属コイル固縛に安全･簡単な新資材

サービス・商品商船三井ロジスティクスは22日、商船三井と商船三井テクノトレードが開発した「MOLコイルポーター」を国際複合輸送で提供開始する、と発表した。

「MOLコイルポーター」は、スチールコイルをコンテナ内で固定するための固縛資材で、緩衝性に優れた複数のパーツで構成されている。これまでのコンテナ輸送では、熟練大工が木材で固縛するのが一般的だったが、同資材を使用すれば誰でも安全・簡単に組み立て可能なうえ、組み立て作業自体は3分ほどで終了する。また、繰り返し使用できることも特長で、押込・引出荷役にも対応する。

同社は東南アジアを中心に、海上輸送を伴わない航空・陸上輸送に注力しており、スチールコイルをはじめとする多種多様な鋼材輸送を手掛けていることから、今後は「MOLコイルポーター」の活用で他社との差別化を図る。

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