商船三井、中国で建造のLNG船｢フェクダ｣と命名

ロジスティクス商船三井は20日、同社と中国遠洋海運集団（チャイナコスコシッピング）の合弁会社が共同発注したLNG船の命名式が上海で19日に行われた、と発表した。

北斗七星を構成する一つの星に由来する「LNGフェクダ」と命名された。2017年6月末に発表したロシア・ヤマルLNGプロジェクト向けのLNG船4隻の第3船で、19年11月に同造船所で竣工した「LNGドゥーベ」、ことし1月に竣工した「LNGメラク」の姉妹船。

商船三井は参画済みのほかのプロジェクト向けを含め、中国建造のLNG船を13隻運航しており、LNGフェクダは中国で建造された14隻目のLNG船となる。建造中に新型コロナウイルスの世界的流行が発生したが「安全対策を実施の上、当初の計画通りに竣工させることができる見込み」だという。