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グアムの学生起業家らにフェデックス賞授与

2020年8月28日 (金)

グアムで行われた予選大会に参加したフェデックス担当者ら

認証・表彰フェデックスは27日、 ビジネスプランを作成しプレゼンテーションを行うプログラムの決勝大会で、グアム代表の学生企業の起業家たちに「フェデックス・グローバル・ポシビリティーズ・アワード」を授与したと発表した。

香港で行われたプログラム「2020 JAアジアパシフィックカンパニー・オブ・ザ・イヤー」でフェデックスにより提供されたこの賞は、革新的で持続可能性と社会的責任とともに新しい市場への拡大や地域社会を盛り上げるビジネスアイデアを生み出したチームに授与される。

受賞したグアムの学生企業Pasiadot(パシアドット)は、グアムの文化を反映した竹製の再利用可能な箸やスプーン、ナイフなどのカトラリーセットとストローを開発し、旅行などにも手軽に携帯できる設計が優れたアイデアとして審査員の注目を集めた。

プログラムは当初、3月にグアムで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期され、ことし初めてオンラインによる開催となった。

2020 JA アジアパシフィック カンパニー・オブ・ザ・イヤーの概要
11年に開始されたこの大会は、高校生に経済とビジネススキルの基本教育を提供することにより、実際のビジネスを立ち上げて運営する能力を身に付けることを目的としている。ことしの大会には、11の国と地域(ブルネイ、中国、グアム、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、トルクメニスタン)を代表する17の学生企業が参加して、ビジネスアイデアを競った。

主催:ジュニア・アチーブメント
※1919年米国で発足し、世界120か国以上の国々で青少年のためにさまざまな活動を展開しているグローバルな経済教育団体