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9月の特積み貨物が前月比9.5%増加、国交省調べ

2020年11月30日 (月)

調査・データ国土交通省が11月30日に公表した9月のトラック輸送情報によると、特別積み合せ貨物の輸送量(調査対象24社)は前月比9.5%増の515万5000トン(前年同月比4.6%減、季節調整済み1.4%増)となった。

平均稼働日数は23.1日で前月に比べて1.8日増加。前年同月との比較では0.8日増加し、稼動1日当たりの輸送量は22.3万トン(前月比1%増、前年同月比7.9%減)だった。

宅配便(14社)は3億6735万4000個で前月比0.3%減(季節調整済み0.3%減)、前年同月比5.8%増。

8月との比較では、工場・生産地からの貨物がすべての品目で増加。商社・問屋からは「日用品」が、倉庫からは「金属製品」「機械」「繊維工業品」「食料工業品」が増加した。

このほか、季節要因による需要増で「化学工業品」「繊維工業品」「日用品」が増加、景気の影響で「金属製品」「機械」が増加した。地域別でも、四国・沖縄を除くすべての地域で貨物が増えた。

2019年9月との比較では、工場・生産地からの貨物が「農水産品」を除くすべての品目で減少し、倉庫からの貨物では「日用品」が減少した。

全国の一般貨物トラック事業者(769社)の輸送量は、前月比9.3%増、前年同月比3.7%減だった。