拠点・施設大和ハウス工業が4日発表した芳井敬一社長の年頭所感の要約は次の通り
(以下要約)
新型コロナウイルス感染症や自然災害など、変化の激しい環境を乗り越えていくため、本年は「どこまでも進んでいく」という意味を持つ「邁」を一文字として掲げ、みんなにお願いしたいことを伝えたい。
これまでの常識やマニュアルが通じない新たな時代を迎えた今こそ、「積極精神」や「行動第一主義」といったわが社の原点に立ち返り、失敗を恐れず、既成概念にとらわれず、新しいことにチャレンジしてほしい。 訪問自粛や非対面といった今までとは違う制約の中にあっても立ち止まらず、顧客に納得いただくための創意工夫を積み重ねることが成長の礎となる。
また、働き方改革の推進も喫緊の課題であり、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、わが社ではテレワークや時差勤務を推奨しているが、これを業務の効率化・合理化を進めるよい機会としてほしい。より柔軟な働き方を実現し、将来を見据えた働き方改革に努めてほしい。
最後に、本年4月から事業本部制が本格稼働する。機動的な組織運営と、市場ニーズへの柔軟な対応を可能にするため、各事業本部長のもと、一人ひとりが経営意識をもって業務を推し進めてほしい。
本年は、業務や組織など様々なモノの在り方を根本から見直す時代の始まりとなる。この激変の時代を生き抜いていくみなさんの「勇往邁進」(ゆうおうまいしん)する姿を楽しみにしている。健康に十分留意し、この逆境をチャンスと捉えて果敢に挑戦する一年としよう。