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関通、海外企業に日本国内EC出店支援サービス

2021年1月25日 (月)

ECEC事業者向けの物流支援サービスを提供する関通は25日、日本国内のEC市場に出店を希望する海外企業に対し、輸出からカスタマーサポートまで一気通貫で支援する新サービス「ONCE」(ワンス)を提供開始した、と発表した。

新サービスは、関通が海外企業の海上輸送手配から通関業務、日本国内物流、受注処理対応、カスタマーサポートまでを一括支援するもので、冷凍・冷蔵商品にも対応。「日本国内の物流体制の構築に時間がかかる」「多くの物流事業者とやり取りしなくてはならない」「日本語対応の顧客サポート体制を構築しなくてはならない」といった課題を抱える海外企業のニーズに応える。

関通は、楽天の物流業務を受託していることもあり、「協力会社などから紹介される海外企業のほとんどは、楽天市場への出店を考えている」(同社広報)というが、その他EC市場への出店にも対応する。同サービスのセールス体制については、「基本的に紹介と、英語・中国語ホームページからの問合せ」で進めていくという。

▲ONCEの事業イメージ(出所:関通)