ヤマトHD、「サステナブルレター」の配信開始

▲ 競技用車いすの専用梱包資材（出所：ヤマトHD）

国内ヤマトホールディングスは、「ヤマトグループサステナブルレター」の配信を開始した。ヤマトグループの2023年までの中期経営計画で重点施策に位置付けるサステナブル経営について、定期的に発信することで、ステークホルダーへの訴求を高めて企業価値向上につなげる狙いだ。

第1回の「人権・ダイバーシティ編」では、宅急便の生みの親である故小倉昌男氏の思いを受けて開始した、障がい者支援の取り組みを紹介。1993年のヤマト福祉財団設立や、障がい者の自立支援に向けて1998年に開始したパン店「スワンベーカリー」などについて掲載している。スワンベーカリーは現在では直営5店舗・フランチャイズ23店舗に拡大しており、350人以上の障がい者が働いている。

第2回はことし11月頃に、「環境編」と題してヤマトグループの環境に配慮した取り組みについて配信する見通し。