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三井不、座間の芝浦機械敷地に13万m2の物流施設

2021年9月29日 (水)

拠点・施設芝浦機械(東京都千代田区)と三井不動産は29日、共同で環境配慮型物流施設「MFLP座間」(仮称)を建設すると発表した。2022年5月の着工を目指す。

座間市ひばりが丘にある芝浦機械相模工場の敷地の一部に三井不動産が大型物流施設を建設するもので、23年9月の完成を目指す。

▲完成イメージ(出所:芝浦機械、三井不動産)

計画では、東京と神奈川・静岡東部を結ぶ国道246号線に面した6万2810平方メートルの敷地に、ダブルランプウェイを備える地上4階建て、延床面積13万平方メートルのマルチテナント型物流施設を建てる。

東名高速道路綾瀬スマートICから4.5キロ、横浜町田ICや圏央道厚木IC、国道16号線に接続しやすく、JR線直通の相鉄線さがみ野駅からも徒歩10分と通勤利便性に優れる。周辺人口は多く、庫内作業の雇用確保に有利な立地。

三井不動産では、MFLP座間で「快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーを省エネと創エネによって正味(ネット)でゼロにする」ことを目指した建物を認証する「ZEB認証」を取得する方針で、屋上に設置する太陽光パネルによる再エネ電力供給、屋内照明のLED化による省エネを進める。自然災害時に備えた非常用発電設備や備蓄品の確保、敷地内緑地での歩行者空間の提供など、環境に配慮したサステナブルな物流施設を目指す。

■MFLP座間の概要
所在地:神奈川県座間市ひばりが丘4-29-1
敷地面積:6万2810平方メートル
延床面積:13万平方メートル
設計・施工:未定
着工:2022年5月