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日本GLP、兵庫で物流施設「GLP尼崎IV」来夏着工へ

2021年10月27日 (水)

拠点・施設日本GLP(東京都港区)は27日、物流施設「GLP 尼崎 IV」(兵庫県尼崎市)を開発すると発表した。特定のテナントのニーズに応じて建設し棟全体を1つのテナントに賃貸するBTS型施設として開発するが、セミマルチテナント型にも対応できる柔軟な仕様が特徴2022年8月に着工し23年10月に完成する予定だ。

▲関西エリアでの今後の開発予定(クリックで拡大、出所:日本GLP)

「GLP 尼崎 IV」は、阪神高速神戸線「尼崎西出入口」から700メートル、阪神高速道路湾岸線「尼崎末広出入口」から1.7キロメートルに位置し、大阪市内および神戸市内に向けた広域配送の物流拠点として優れた立地にある。国道2号から1.8キロメートルと近く、一般道を利用した阪神間のエリア配送もカバーする拠点としても活用できる。阪神電鉄本線「尼崎センタープール前駅」から1.0キロメートルに位置し、路線バスの停留所も近いことに加え、住宅エリアからも至近であることから、雇用確保の観点でも優位性が高い。

開発地の周辺は日用雑貨メーカーや食品流通、工業メーカーなど多様な業種の企業が物流拠点を置くほか、3PLなどの物流企業も数多く集積。徒歩10分圏内に位置する日本GLPの運営施設「GLP 尼崎」「GLP 尼崎 II」「GLP 尼崎 III」との連携により、施設管理コストの削減やテナント同士のシナジー効果を提供できるのも特徴だ。

「GLP 尼崎 IV」の強みは汎用性の高さだ。カスタマーのニーズに合わせた幅広い施設設計とカスタマイズが可能な構造とする。入出荷をスムーズに行える両面バース、床の耐荷重強化や天井高の変更、工場用途や冷凍冷蔵向けの追加対応など豊富なオプションを用意することで、個別ニーズに合わせてカスタマーが選択でき、施設スペックを充実させることが可能だ。

■「GLP 尼崎 IV」の概要
所在地:兵庫県尼崎市道意町6-36-1
敷地面積:1万4200平方メートル
延床面積:2万8800平方メートル
構造:耐震S造、地上4階建て