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大運、海上運賃上昇を受け通期増益見通しに

2021年11月10日 (水)

(出所:大運)

財務・人事大運は10日、2022年3月期の通期業績予想を上方修正すると発表した。ことし5月12日公表の前回予想数値について、営業収入を80億円から82億円に、営業利益を1億円から3億円に、経常利益を1億5000万円から4億円に、当期純利益を1億円から3億2000万円にそれぞれ引き上げた。当初の減益予想から一転、増益予想となった。

営業収入については収受料金の見直しや海上運賃の上昇が見込まれる。利益面については、作業体制の見直しや事務処理の効率化により前回発表予想を大幅に上回る見通しであることから、上方修正に踏み切った。

こうした経営状況を踏まえて、2022年3月期末配当予想を1株あたり6円から7円に引き上げた。第2四半期末の配当は実施しない。