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佐川急便、山形県最上町と「包括連携協定」を締結

2022年5月23日 (月)

環境・CSR佐川急便(京都市南区)は20日、山形県最上町と、地域社会の活性化と町民サービスの向上を目的とした「包括連携協定」を5月19日付で締結したと発表した。

佐川急便は社会に不可欠なインフラである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用することで、地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組む。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。

地域課題に対するソリューションとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」を推進。子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援など、地域の安全・安心に資する活動も展開している。

▲(左から)佐川急便南東北支店長・梅木淳氏 、最上町長高橋重美氏(出所:佐川急便)

佐川急便は最上町との包括連携協定締結を契機として、多様なサービスの創出や地域活性化、安全・安心で持続可能なまちづくりを目指す。

具体的には今回の協定により、防災活動と災害発生時の対応▽地域・暮らしの安全安心▽環境保全・環境対策▽観光まちづくり▽地域産品の流通・販路支援▽SDGsや地域創生の推進▽その他の住民サービス向上――の7項目について、互いに連携する。