ウーバー、青森県弘前市と富山県高岡市で事業開始

フードUber Eats（ウーバーイーツ）は7月27日、青森県弘前市、富山県高岡市の一部地域でサービスの提供を開始する。両市内でそれぞれ30以上の店舗と提携し、幅広いジャンルの料理を届ける。

同社は2016年9月に日本でのオンデマンドフードデリバリーサービスを開始。東京を皮切りに順次サービス地域を拡大し、21年9月に全国47都道府県での事業化にこぎ着けた。

5年間で47都道府県での事業展開を達成した同社は、県庁所在地以外の都市にもエリアを拡大してさらなる浸透を図っている。その背景にあるのは、フードデリバリービジネスにおける競合事業者との競争激化だ。今後は、サービス品質の維持・向上を図るだけでなく、ライバルとの差別化を進めるとともに、付加価値をいかに明確に打ち出すかが焦点になりそうだ。

▲（左から）弘前市、高岡市のサービス対象エリア（クリックで拡大、出所：Uber Eats）