CBcloud松本CEOが提案｢運送費の変動比率高めよ｣

▲CBcloud・松本隆一代表取締役CEO

イベントCBcloud（CBクラウド、東京都千代田区）の松本隆一CEOが、27日13時からオンラインでライブ配信される物流テックイベント｢最強物流設計、DXの超具体的活用会議」（LOGISTICS TODAY主催、視聴無料）に出演し、同社も提供する配送マッチングサービスの利用方法について、新たな提案を行う方針であることがわかった。

（出所：CBcloud）

同社の主力事業は、荷主と運び手をシステム上で結びつける配送プラットフォーム「PickGo」（ピックゴー）。当初は「急に車両が足りなくなった」などの一時的な需要に対応するものとしてスタートしたが、宅配需要の増大などを背景に事業が拡大し、現在は軽貨物にとどまらない車両と荷物のマッチングや物流業務支援サービスも手がけている。

27日のイベントで、松本氏が提案するのは「運送コストの変動費化」もしくは「変動する部分を増やしてはどうか」というもの。これは、求荷求車などの配送マッチングサービスの使い方（使われ方）に関わるメッセージで、主にスポット業務における車両確保策として利用されがちな同サービスをスポットではない定常的な運送業務でも活用することを提案する。

松本氏の主張の背景は、なぜこうした提案が可能なのか、荷主・物流事業者の経営にいかほどのインパクトがあるのか——27日に松本氏の口から語られるであろう詳細な提案に期待が高まる。（編集部・赤澤裕介）