大丸エナウィン、山中湖にアクアボトリング新工場

拠点・施設大丸エナウィンは5日、ミネラルウォーターの宅配事業を展開する同社アクア事業について、東京方面の顧客数増加に対応するため、アクアボトリング新工場を建設すると発表した。

新工場は東富士五湖道路山中湖インターチェンジから車で約2分、山中湖の北側約3分の所に建設し、富士山麓の水に北海道・知床らうすの海洋深層水ミネラルをブレンドしたミネラルウォーターを製造する。新工場の生産能力は、滋賀県東近江市の既存工場の1.5倍とし、5万件規模の顧客への対応を可能とする。

マテハンロボットを2基採用し、プラントへのボトル搬入搬出の全自動化を図るとともに、製造工程、衛生管理工程に集中監視モニターを導入して安全・衛生管理を行う。また、ボトル充填室には、食品工場のほか病院など清潔さを求められる施設に採用されているヘパフィルターを設置し、衛生管理の最高レベルである清浄度クラス100を確保する。

■新工場の概要
名称：アクアボトリング山中湖工場
所在地：山梨県南都留郡山中湖村山中
土地面積：5700平方メートル
建築面積：1800平方メートル
竣工：2011年4月
プラント処理能力：12リットルリターナルボトル450本/時間、3000本/日
製造商品名：エフィールウォーター・知床らうす海洋深層水純水ブレンド
投資総額：約6億円